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サマージャム'23
サマージャム'23
「東京2020パラリンピック」のアイコニックポスターに選出されるなど、いま大きな注目を浴びている飯高健人、石井伶、浅葉球の3名からなるデザインユニットGOO CHOKI PAR(グー・チョキ・パー)。アートギャラリーVINYLで毎月3日間だけの“個展”を連続開催するなど、デザイン/アートの領域で挑戦を続ける彼らに、これまでの活動から展望、さらにケンエレファントとのコラボレーションについて語ってもらった。
石山 ケンエレファントとGOO CHOKI PARとの最初の出会いは、ティモテだよね。
飯高 そうですね。GOO CHOKI PARの前身であるティモテというデザインチームをやっていたときが最初ですね。本当にもう10年前くらいに、ケンエレファントのウェブサイトを作って欲しいという連絡をもらいました。
石井 そう、それで最初のウェブサイトのときは社内をずっとカメラで映してましたよね。
石山 ケンエレファントの社内風景を24時間ライブ映像で公開しようというね。
その頃は3Dモデリングの機械があったときで、あれを映して、失敗したんだよな。
石井 全然なにも動いていない映像がずっと流れているという……。(笑)
飯高 メンテナンスによく行ってましたよね。
石山 すげえ来てた。
飯高 それで相当凄い、カオスなウェブサイトを最初作ったんですよね。情報なんて何も見えないような、超ハデハデの。
石井 GIFのアニメが動きまくって、移動できるみたいな。
飯高 それで、そのライブ映像とかも流れてるし、なんだこのサイトは……みたいな。
石山 そうだね。ブッ飛んだサイト作ろうっていって、ブッ飛んだやつ作って、それでみんなに「えっ何?」っていわれたんだ。(笑)
石井 それで今度は「毎年すぐ変えたい」「早く変えろ!」って。(笑)
飯高 社長(石山)がめちゃめちゃ飽きっぽいから。最初に打ち合わせしたときにも「普通のウェブサイトは嫌だから、めちゃヤバイのにしてよ」といっていたからヤバイの作ったら、すぐ飽きちゃった……。
石山 あれ、どっかに残ってる?
飯高 残ってないんじゃないかな〜。
石井 ティモテのサイトに載ってるんじゃない?
石井 (サイトをみながら)最初のウェブサイトは2012年になってる。
石山 残ってるじゃん。これか〜、思い出した。イイね。
石井 いいサイトだね。
飯高 戻します?(笑)
石井 それでこのロゴはMAGMAが作った時のやつだ。
浅葉 ロゴはいつ変えたのかな。
飯高 ケンエレファントのロゴはね、いっぱいあるのよ。
石井 でも、今のロゴは長いですよね。
石山 今のロゴもあれだよね。勝手に持ってきて、勝手にプレゼンしてくれたんだよね。
飯高 そうそう、なんか打ち合わせしたとき。
石山 そうだ、ホームページの打ち合わせしたときに、オマケで付いてきたんだ。
飯高 はい、オマケで付けました。
石山 オマケで付いてきたのを「イイじゃん」って、そのまま使わせて頂いているという。(笑)
飯高 そう。だからロゴもすぐ変えるの(飽きっぽいから)。(笑)
石井 でも、今のロゴはめっちゃ長い。今までで一番長いかも。
石山 このロゴは、なんでこういうデザインにしたの?
飯高 なんでだっけな〜、覚えてないですね。……大丈夫ですか、この記事。(笑)
石山 覚えてないことが多すぎて。
石井 でもまあ、社長が「イイじゃん」ってなったのは覚えてるね。もう全部これに変えて、名刺にもロゴ入れるからデータ頂戴みたいな。
石山 そもそもの話なんだけど、GOO CHOKI PAR結成の経緯ってどうなってたの?
飯高 僕らは元々ティモテというデザインチームをやっていたけど、結成から10年経って2017年に解散して。
石山 解散したの?
飯高 解散しました。そのティモテにはやんツーとか映像のアーティストがいたり、色んな人がいたけど、僕ら3人はグラフィックデザインを担当していました。それで、解散してからも継続しているプロジェクトとかもあったりしたし、グラフィックデザインでちゃんと面白いものを作れているという自負があったので、それをちゃんと続けていきたいという気持ちがありました。それで3人でやろうということになって。
石山 いい話だ〜。なんか洋服デザインもやったりしてたじゃん。
石井 洋服もやりましたね。いろいろ手を出したけど。
飯高 ただまあ、僕らはそれぞれソロでも活動しているので、3人で活動するときはGOO CHOKI PARとしてやっていくことに……、なりましたっていうの石山さんはどうやって知りましたっけ? なにか記事とか読んで連絡くれたんでしたっけ? 「GOO CHOKI PARってなんだよ!」みたいな。
石山 オリンピックのポスターデザインだよ。あれを普通に見てたら、最後に3人がでてきて「えっ、誰? なにこの名前」みたいな。(笑)
飯高 そうだそうだ、それで連絡が来て「GOO CHOKI PARって名前でやってます」ってなったんでよすね。
石山 そうだよ「ビックリ!」みたいな。なんでちゃんと報告しないの!(笑)
石山 で、その流れからのVINYLになるわけだ。
飯高 そうですね。それで「東京駅におもしろいお店を作る」というので、そのブランディングとかをやらせてもらって、さらに展示もやらせてもらって、今は1年間毎月の展示もやっているという感じですね。これでやっと現在の話まできましたね。(笑)
――VINYLのお話は、最初どういう感じでGOO CHOKI PARさんにいったのですか?
石山 VINYLの話は、最初はロゴだね。ロゴだけだった話が、いろいろと広がっていった。
飯高 そうですね。僕らもフィギュアを作りたいというのがあったので、その話とかもしながら、同時進行でVINYLも進んでいった感じですね。
――VINYL関係のものだと、まずは何から作っていきましたか?
飯高 VINYLは最初にロゴを作りました。それでソフビを大々的に展開していきたいという意図から「VINYL」という店名になっているという話を聞いていたので、ちょっとキャラクターっぽい面白いロゴにしようと思ってデザインしました。
石山 最初に3つくらい提案してくれたんだよね。
飯高 そうですね。結構シンプルなやつとかもあったりして。
石山 そのなかから、これを選んだ。これはどういうイメージで作ったの?
飯高 これは生き物というかキャラクターっぽく作っていて、目玉があったりとか、鱗っぽい模様が入っていたりとか。
これの映像があるんですけど、ロゴ自体がダンスしているような動きを付けていたりとか、VINYLのお店の内装は割とシンプルできれいな空間だから、ロゴにギュッとエネルギーが詰まったような。
浅葉 ユニークなロゴにしたかったよね。
石井 カタカナロゴもいいよね。
――普段の制作プロセスについてですが、3人でどうやってデザイン作業を進めていますか?
飯高 それはもう、3人で手を入れまくるっていうミックスの作業なので、いつも順番はバラバラなんですが、例えばこのロゴでいえば、誰かが最初にベースになる「VINYL」という形を作
ったら、それを次の人が変形させたりとか、要素を足したり引いたりしながら徐々に形を作り上げていくという感じで、だから文字ではなくてただのグラフィックのときとかも同じような感じで、何回も何回も、多いときはもう何十回もデザインのやり取りをしながら。
石山 じゃあ、右から左にみたいに、ずっと3人でデザインが回っていく感じ?
飯高 はい。それが本当に何回も何回も……。いまVINYLで毎月展示している絵画を描くときも同じ手法でやっていて、例えば絵を3枚描くとしたら、その3枚を3人でどんどん回しながら手を入れていって、その形を浮かび上がらせていくというようなことをやっていますね。
石山 じゃあ、3人で担当分けとかは全然ない?
浅葉 ないですね。
石山 意見が割れたりした場合は、どうするの? 俺はこうしたいとか。
石井 ジャンケンで決める。(笑)
浅葉 うそ〜。
石山 GOO CHOKI PARだとみんなあいこになっちゃう可能性あるね。(笑)
石井 あいこになっちゃう。
浅葉 でも3人でやっていて、あんまり意見が割れることはないかもしれないですね。
打ち合わせの段階で、割とみんなのイメージが共有されていて、それが最終的な定着まで意外とすっといく場合が多いです。
石山 3人の息が合ってる。
飯高 息が合ってるというか、楽しくないと嫌な感じがするので、作っていてつまらないなというのが一番ダメで、そういうときは「一回やめよう」みたいな感じですかね。「一回やめよう」とかもないですけどね、別に。
石山 やめちゃうんだ。
飯高 やめちゃうというか、散歩にいったりはしますね。(笑)
石山 それは3人で?
飯高 3人でいきますね。
――VINYLのデザインについては、どんなオーダーがありましたか?
石山 オーダーとかしないよな。
飯高 オーダーというか、たぶん僕たちのテイストは理解してもらっているんですけど、石山さんの場合とにかく「普通」なことが一番嫌いなので、他にないやつにしようということは毎回思いますね。ケンエレファントにしか出せないものにしようと。
石井 「世界をおもしろくしていく」というケンエレファントのコンセプトがあるから、それが全てかなとも。
――VINYLのカラーリングはどうやって決めましたか?
飯高 ケンエレファントのオフィスも凄いカラフルだし、もう「白黒」っていう世界はありえないだろうなとは最初から思っていたので、色は使いたいんですけど、でも使いすぎるとデザインが破綻もしちゃうので、今回は三原色で考えていきました。
石井 でも俺ら、そういう色のときが多いよね。
浅葉 確かに。ほぼコレなんじゃないかっていう。(笑)
石山 いや、ほんとそう思うよ。(笑)
――個展でのグッズやポスターガチャなど商品展開はどのようにして決めていったのですか?
飯高 ポスターは、まず作りたいなって思ったんですけど、でもただポスターを展示して売るだけじゃ面白くないって思ったときに、「あ、ケンエレファントのお店だし、ガチャじゃん」ってなって。
僕らもの子供のときにカードダスとかで、何が出るかわからないのが凄いワクワクしたよね、みたいなことがあったので、せっかくケンエレファントのお店でやるんだからガチャにしようということで生まれたんですけど、凄い良かったよね。
浅葉 うん。
石井 うん、鉄でね。(笑)
石山 圧倒的なメカだったよね。
飯高 なんかアートとかデザインって、自分で選びづらいときとかもあるじゃないですか。なんか凄くイイなと思うんだけど、どれを選んでいいかわからないみたいな。予想しないものに出会ったっていうことも楽しんで欲しいなと思って。
石山 それ大事だよね。
――あのメカはどうやって制作したのですか?
飯高 あれは石井と一緒に会社をやっている、鉄のデザインや制作もやる渡辺くんという人に、「こういうの作りたいんだけど」っていったら、図面から起こして、自分で溶接して制作もしてくれました。
石山 じゃあ、あれは手作りなんだ。
飯高 手作りです、1台限りの。
石井 あれヤバくなかったですか?
石山 ヤバイ。オブジェとしても凄くカッコよかった。
――「BACK HOME BAG」のトートバックはどうやって作ったのですか?
飯高 これを発売したときの個展〈BACK HOME〉(2021.2.23-3.11)が、ちょうど緊急事態宣言中にドンピシャだったので、見に来て欲しいけど、なんか見に来て欲しくもないという微妙な時期に、ポジティブな言葉がないかなと考えたときに、「STAY HOMEじゃねえ」みたいなこといっていて、「じぁあBACK HOMEだ」って。
石井 まあ一応(会場に)来てもらって……。
飯高 来てもらって、でやっぱ急いでお家に帰ってみたいな言葉にして、「BACK HOME」だからバッグをつくるか!って。字が全然ちがうけど。
石山 その説明ちゃんと書いてあった?
飯高 書いてないですよ。
石山 それ書いたほうがイイよ。めちゃ意味がわからなかったから、今まで。(笑)
なんで「BACK HOME」なんだって。書けばよかったのに、イイ話なんだから。
飯高 あと単純に凄い大きいトートバッグが欲しかったというのもあります。
石山 大きさイイよね。
飯高 画材とか書類とか、バコッって入れられるんで便利です。
石井 作ったポスターも入るもんね。いっぱい買って帰ってもらったらイイなって。
――フィギュア作品についてはいかがですか?
飯高 これについてはもうほんと、僕らのアイコンである「顔」があるんですけど、これがGOO CHOKI PARのロゴマークになっていて、ケンエレファントの方たちがこのロゴ凄くイイっていってくださったので、それに身体をつけたらどうだということで作っていきました。片腕がエンピツになっていて、もう片腕が消しゴムになってるんです。
石山 そうだったの? 知らなかった。
飯高 それで足が図形になっていて、「デザイン作るマン」みたいな感じですね。
石山 「デザイン作るマン」だったのか〜。(笑)
飯高 そうですよ、そうですよ。
石山 説明……欲しかったね〜。(笑)
石井 これがエンピツの後ろについている消しゴムです。
飯高 石井がフィギュア大好きでたくさん持っていて、フィギュア作りたいって言っていたので、これで夢が叶いましたね。
石山 奥さん(イラストレーター・ANZさん)のほうがね、先にばんばんフィギュア作ってるからね。
石井 そうなんですよ。家にソフビめっちゃある。超羨ましいんだよ、俺多分一生作れないやつだって。(笑)
石山 そら、しょうがないね。(笑)
――このフィギュアを作るうえでこだわった部分はどこですか?
飯高 なんだろうね。
石井 でも全部が◯△□でしか出来てないから、あと直線。
飯高 バウハウス的な、要素で……構成してみました。(笑)
浅葉 そんな話あった?(笑)
石山 言われりゃ、そうかもしれないけど。イイね〜。
浅葉 あとは「顔」ですね。この平面的なロゴから、どうやって立体にみせるかというところは考えましたね。
飯高 もともと平面のロゴだったので、これで前後左右上の五面図を作って。
石井 今さん(ケンエレファント「中空工房」担当)の、この表だけ塗るっていう技、スゲェと思いましたね。
飯高 グラフィックを立体にするときの難しさとか、そこのこだわりはさすが、ケンエレファント凄いなって思いましたね。
石井 真っ黒に塗るかどうか、みたいなことしか普通考えられないと思うんですけど、先っちょだけ、見える部分だけ塗るっていう。スゲェなと思った。
――フィギュアを作る過程で、試行錯誤はありましたか?
飯高 長い目で見ればあって、当初はこれとは全然違うアイデアもあったんですよ。でも、そっちはただボツっただけなので、そんなに話すことはないんですけど。(笑)
石山 どんなのがあったの?
飯高 これは立体じゃ作れない、みたいなものでした。
石山 それは造形的に難しいということ?
飯高 そうですね、やっぱりソフビでやるとなると難しい形だったみたいですね。でも、またいつか挑戦したいなと……。(笑)
――フィギュアのサンプルが上がってきたときは想定した出来でしたか?
飯高 もう思った通りでしたね、最初から。
浅葉 アガったね、これは。
飯高 最初はボディだけ色がついていて、顔の部分は写真だったんですよ。それでもイメージ通りでしたね。制作前にCGでも起こしてくれていたので、そのイメージも本当に凄く近かった。
石山 あとVINYLでの、12ヶ月連続展示は頑張れますか? 大丈夫ですか。(笑)
飯高 いやいや、もうそのつもりでやってますけど。いつ君たちはクビだって言われるかヒヤヒヤしてますよ。(笑)
石山 そんなん、大丈夫だろ。
――この企画について、少しお話いただけますか?
飯高 今年の2月にVINYLで初めて個展をやったあとに、それから1年間、毎月3日間ずつ展示をしたいですという提案をさせてもらいました。でも、最初なんでそんな提案をしたんだっけ?(笑)
石山 最初は、ポスターを貼って無料で配るというのをやるのと、あと自分たちが現代美術とグラフィックデザイナーの境目でどういうことをやっていくかというチャレンジとして、VINYLで最初は長めの個展をやって、そのあとはごく短い会期で作品展示を実践していくという感じだったよね。
飯高 そうですね、修業ですね。東京でも、どこにでもギャラリーってたくさんあると思うんですけど、でもただギャラリーで展示してもらって、そこのお客さんに見てもらうというよりは、「VINYL」という、東京駅の中で何万人という人が毎日行き来する場所に作品を展示するというのは、凄い挑戦的だなと思ったので是非やらせてくださいという話をして、僕らにとっても1年間毎月展示をするというのは修業なんですよね。
そういうきっかけがないと、なかなかやることでもないでしょうし。
――毎月展示というのはケンエレファントからの提案ですか?
飯高 僕らから提案した、かな。
石井 いや、呑んでる席で「毎月やれよ」みたいな感じだったような……。
石山 そう言ったかもしれない。(笑)
飯高 そんくらいやんないとダメだよ!みたいな。(笑)
それで、今はひたすら絵画作品を描いています。
浅葉 グラフィックデザイナーが絵を描くとどうなるかというのを、いま実験的にやっている感じですね。
――月ごとに展示のコンセプトを変えているのですか?
飯高 もともと、変えるかどうしようかを考えていたんですけど、やり始めたら、いまはずっとペタロイドという花の絵を描き続けていて。なんで最初そのモチーフにしたかというと、僕らが3人でグラフィックを作るときは、ずっと手を加え続けるという話をしましたが、その手を加えていく感じが、花びらが花を作っていくみたいなことに似ているかもみたいな話もあって。
それにコロナもあったので、ちょっとポジティヴなものだったり、そういう美しいものを作りたいということもあって最初は花の絵を描いたんですが、それをするうちに「もっと花の絵を描きたい」ってなって、まだ花の絵を描き続けてます。もしかしたらこのまま1年いっちゃうかもしれないし、まだ僕らも予想がついてないところですね。
――絵画作品のときも、デザインのときのように3人で回しながら描いていくんですか?
飯高 そうですね。デザイン作業のときは、アナログ作業のときもありますけど基本はデジタルなので、そことは少し違って絵画はフィジカルな作業が8割くらいになるので、一発勝負の積み重ねみたいになりますね。
石山 絵画っていつを完成にするのかってあると思うんだけど。完成の感じは3人でシンクロするの?
飯高 シンクロしますね。
石井 そこはデザインのときとあまり変わらないですね。
飯高 「きたね」みたいなときがあるからね。
浅葉 手を入れすぎて「あ、ちょっと消そうか」みたいなのもあったり、逆に「もうちょっと欲しいね」とか、長いこと一緒にやってきているのでそこらへんの感覚は共有出来ているかなと思いますね。
石山 でも1年間絵画の展示やったら、売れなかった作品を取っておいて個展ができるじゃん。それにあとでっかい壁画を描いて、どこかの合同展に出展したりしたら3年後くらいはもう「現代美術作家」になってるんじゃないの?
飯高 ……なんか、嫌だなぁ。(笑)
僕らも、めちゃめちゃ天邪鬼だからね、どうやればいいかとかも、あんまり考えてないかな。今は絵を描きたいという。
石山 天邪鬼は素晴らしいね。それで生活できれば。
飯高 本当ですね。
2021年5月20日@ケンエレファント
構成・編集:五十嵐健司
浅葉球・飯高健人・石井伶の三人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット。
言語・思考を超えた「ビジュアルコミュニケーション」を主軸とし、様々な領域で創作活動を行っている。
これまでにISSEY MIYAKE、PARCO、Redbull、NHKなどのグラフィックを手がけ、「東京2020公式アートポスター」において、パラリンピックをテーマとする作品制作アーティストにも選出。
VINYLの店舗とギャラリーのロゴ、ケンエレファントのソフビスタジオ・中空工房のロゴなども手掛けている。
https://gcp.design