荏開津広 Hiroshi EGAITSU 執筆/DJ/PortB『ワーグナー・プロジェクト』音楽監督。立教大学兼任勤講師。90年代初頭より東京の黎明期のクラブでレジデントDJを、以後主にストリート・カルチャーの領域において国内外で活動。
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.12.13 09 黒いカバン“カウンター”カルチャーへ 荏開津広 現代文明に批判的だった僕の母親はマサイ族やピグミー族の生活を紹介するTVのドキュメンタリー番組を観…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.12.03 08 透明人間引越しとフォークソング 荏開津広 1969年に発表された小説家・大西巨人のエッセイ集の名前に倣うならば、『戦争と性と革命』の時代、EC…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.11.24 07 漫画で爆笑だぁ!少年マガジンと戦争の傷跡 荏開津広 家のテレビでも起こりうるが決して起こらない面白い場面が、ここのテレビではぞんぶんに起こるのである――…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.10.07 06 In The Place To Be“産まれて最初に聞いた音”とメディアの包摂 荏開津広 産まれて最初に聞いた音が何だったのか。それは憶えていない。[1]“ベテラン・ラッパー、ECDによ…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.09.30 05 もう一度いう、オレが目指すのは犯罪者ヒップホップの“リアル”と“正しさ”とは? 荏開津広 私は、ECDが残していった20枚以上のアルバムとEP、同じような数に及ぶシングルやコラボレーション、…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.09.16 04 Together Forever“君といつまでも”に込められたもの 荏開津広 ECDの愛の詩歌へ再び向かう。夏になれば公園で盆踊り大会引っ込み思案でオトナからは会うたびに「…
music ラップごっこはこれでおしまい 2021.08.26 01 WALK THIS WAY 荏開津広 七時間の大手術を終え、僕はICUで目を覚ました。しばらくすると妻が娘二人を連れて面会にやって来た。…